転職の軸は「できること」×「転職理由」

最初の面談の時に、私が最も重要視している質問があります。

それは、「転職理由」です。

なぜ転職したいのか?が明確になければ、転職活動はうまくいきません。たとえあいまいなまま転職できたとしても、転職後の会社でも座りの悪いモヤモヤを抱えながら働くことになるでしょう。

今回は「転職の軸の整理のしかたが分からない」という方向けに、とてもシンプルな方法をお伝えします。

そもそも、なぜ転職理由が重要なのか?

転職理由が重要なのは、理由が明確でないと検索も判断もできないからです。

転職を考えたとき、まずやることは、

・転職サイトに登録して、求人を探す
・ググる
・Indeedで求人を検索する
・LinkedInに登録してポジションのオファーを見る
・転職エージェントに登録して求人紹介を受ける

などが挙げられます。

求人は、山のようにあります。ある程度探したいことが分かっていなければ検索ワードを入力することもできません。

「今営業をやっているから、ひとまず営業職で探してみよう」

と「営業 求人」と入力したとしたら、興味のあるものからないものまでごまんと検索結果が表示されて、判断できないとなってしまうでしょう。

実際、「転職サイトに登録してみたが、求人がありすぎて選べない」という声をよく聞きます。

転職エージェントに依頼するときも同じです。いわゆる大手の総合エージェントに相談すると、30件~多ければ100件以上求人を紹介されます。もはや判断できません。

このように、「どんな仕事/ポジションを探したいのか?」が分からなければ、検索をすることもできないし、紹介された求人が自分にとって検討が必要なのか判断もできないのです。

転職の軸の整理のしかたは「できること×〇〇」の掛け算で考える

当たり前ですが、人によって様々な転職の理由があります。

転職を考えたきっかけを、率直に思い出してみてください。

「もっと裁量をもって働きたい」
「上司・部下が忌憚なく意見を言い合えるフラットな職場で働きたい」
「代理店から事業会社に転職したい」
「残業を減らしたい」
「キャリアチェンジしたい」

・・・などなど。

これらが、転職によって実現したいことの手がかりです。

重要なことは、転職理由に、「自分のスキル(または強み)」を掛け算で考えることです。

例:
「できること」
×
・年収アップ
・役職アップ
・〇〇業界
・一緒に働くチーム
・働き方の改善
・働き方の柔軟性
・現場に裁量がある
・若手が挑戦できる
・組織がフラットである
・意思決定が早い

「できること」は、分かりやすく言えば職種です。

ITサービスの営業、新規法人営業、アプリエンジニア、インフラエンジニア、採用人事、経理・・・などなど。

同じ職種・業界で転職したい人については、職種や各条件でしぼって検索することで、ある程度思うような情報を得ることができるでしょう。

一方、「どの職種がいいか分からない」という人の場合、職種名ではなく、自分の強みや得意分野を考えてみましょう。

これまでの経験の中で得たスキルや、強みはなんでしょうか。

・タスク整理のスキル
・臨機応変なコミュニケーションのスキル
・目標達成スキル
・PDCAをはやく回し改善すること
・テキストで分かりやすく伝えること

どの職種なのかがあいまいだと感じる場合は、転職エージェントなど職種理解のある人に、これまでの仕事でどのようなことをやってきたのかを話すと、その特性に合った職種についての情報が得られるはずです。

会社選びは「できること」が会社にとって重要スキルであるかで考える

「できること」と「転職理由」の掛け算ができて、ある程度情報が絞られたら、いよいよ会社選びです。

現職に対する不満が強く「転職したい!」と考える人ほど、「転職理由(条件)」面に目がいきがちです。しかし、会社を選ぶときに重要なのは、「できること」がその会社にとって重要な事業に役に立つスキルであるかどうかです。

自分の持っているスキル、強みが会社にとってクリティカルな存在になるかは、会社に入った後の自分の活躍を左右します。

どんなにとびぬけた強みを持っていても、その強みが会社にとってサブの事業で活かされるスキルだったとしたら、会社に与えられるインパクトも、結果仕事で生み出せる価値も小さくなってしまいます。

会社にとって自分が重要人物になれるポジションを第一に考えて選びましょう。

まとめ

以上、「転職の軸」についての解説でした。

この記事を読んでも、「転職したいけど、求人がありすぎてどうやって探したらいいか分からない」「今の仕事はいやだけど、何がやりたいか分からない」という方は、ぜひ一度お話ししましょう!

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