社会人5年目で4社目。さんざんキャリアに悩んだジョブホッパーの私がキャリアアドバイザーになった理由

あこがれた働き方の自由を手にいれ、自分のやりたいことができる環境も整いました。そして初めて、自分のキャリアに向き合うことになった、早坂のキャリアストーリーです。

今の仕事

現在R-BACE株式会社にて人材紹介事業を立ち上げ、求職者の方のサポートと企業様の採用支援を行っています。同時に、PRやライターの業務委託の仕事をしています。週の8割は人材の仕事を、残り2割は業務委託の仕事をしている状態です。
また業務外ではクラシック音楽ブランドの広報として、イベントのPRや、取材、記事執筆を行っています。

気づけばかなりマルチタスクに仕事をしています・・・
同時に様々な新しいことに取り組みながら、どれが自分にあうのか探し続けているように思います。

就職

そもそも仕事のことを考えるようになったのは、初就職の会社がきっかけでした。就職を機に上京し、大手の独立系システム会社に入社。ITコンサルティングを行う事業部に配属され、日々新しいことを学ばせていただける環境でしたが、学生時代に比べると、チャレンジの数や、自分の成長スピードがゆっくりになったように感じました。

毎日の通勤電車には、疲れたような顔をした会社員ばかりで、まるで漫画の中のような世界が本当にあることにショックを受け・・・。毎日家と会社を往復する間に、自分もその中の一人になっていました。

起業へのあこがれ

東京の生活に慣れてきたころ、週末に交流会やセミナーに出かけるようになりました。ある英会話の勉強会で出会った友人の紹介で、20代にして独立している経営者に出会います。そこで初めて、問われたのです。

「あなたは、どうなりたいですか?」

もちろん、会社の中で5年後、10年後の目標設定を行ったことはありました。しかし、それは会社の中での目標で、会社という枠をこえた自分の人生の目標を考えたことはなかったのです。そして何より衝撃的だったのは、そうして独立して仕事をしている人が、いきいきとして、仕事をしていることでした。いつ、どこで、誰と働くかも自分の自由、自分が仕事をすることで人に感謝され、報酬として自分に返ってくる。そんな働き方にあこがれました。

副業、転職

そこで私が取り組んだのは、副業。

リンダ・グラットンの著書「ライフ・シフト」が大ヒットし、人生100年時代のキャリア設計において「副業(複業)」が取り上げられるようになります。SNSやクラウドソーシングの仕組みも一気に普及し、個人が副業を始めやすい環境が整ったこともあり、多くの人が副業に興味を持つようになります。
私も、思いつく限りの様々な副業に取り組み、できる限り多くの人に会いに足を運びました。その中で出会った方のご縁で、クラシック音楽ブランドでの広報の仕事が今も続いています。副業でライティングやPRの仕事をすることが増え、価値あるサービスが世の中に認知される仕組みを仕掛けるPRの仕事に魅力を感じるようになり、本業として携わりたいと思うようになります。

そして副業をきっかけに、転職することになりました。

あきらめきれなかった起業

PR代理店に転職し、ITコンサルタントからPRコンサルタントへキャリアチェンジ。あこがれのPR職としてスタートアップの広報支援を行うようになります。それまで会社の仕事で全く関わることがなかったスタートアップを担当させていただき、自分と変わらない年齢の方が、ビジョンをもって起業し、圧倒的なスピードで成長していく様を目の当たりにします。大企業にいては絶対に経験することのないスピード感とチームワーク、仕事への熱意を感じながら、自分もPRという側面から少しでも役に立てることがやりがいでした。PRはメディアでの露出という目に見える成果があり、その結果問い合わせの増加や次の資金調達につながったりと、クライアントへの貢献を体感できることが大きなやりがいだと思います。

そんな折、あるコンサルファームの社長からPRの依頼を受けます。そして、PRの依頼を受けただけでなく、事業立ち上げの誘いをうけるのです。そのとき、初めての転職をしてからわずか数か月の段階でした。しかし、「チャンスの神様は前髪しかない!」と思った私は、まったくノープランでこの機会をつかむことになります。

紆余曲折を経て、現職

その後起業の話もありつつ、現在の会社で事業立ち上げができる環境が整ったタイミングでジョインし、文字通り「なんでもできる」環境を与えていただきました。ついに働き方の自由を手にしたのです。

R-BACEでは、自分で目標を設定して、行動することが唯一の条件。働く場所は自由、どんな事業をするのも自由。偶然にもそんな環境に身を置き、改めて自分に何ができるか、何をやりたいか、どうなりたいかが問われました。すると、自分に対してネガティブな感情がめちゃくちゃあふれてきたんです。

キャリアが細切れすぎて、何の専門性もない。
あきっぽくて、継続できない。
自分で売上をたてられない。
SNSで知人の活躍する様子を自分と比べ自分を卑下する。
失敗が怖くてリスクをとれない。
・・・

このままどこにも自分の価値を見いだせず、何者にもなれずに、なんとなく仕事を転々とし続けるんだろうか・・・
そう思うと恐怖でした。
ちゃんと考えなければと思っても、次の仕事が来て、考える時間が後回しになる。忙しさで恐怖がごまかされ、また一つ仕事が落ち着いたときに恐怖が襲ってくる。働き方の自由を手にして、あこがれた事業立ち上げの環境が整って、はじめて自分のビジョンに本当に向き合うことになったのだと気づきました。

ビジョン

人材紹介事業は、ビジネスモデルとしては転職斡旋ですが、一人ひとりの人生の目的に向き合う仕事だと思います。各個人の適性や、優先順位にあう求人をご提案することが期待されることですが、職種や役職は人生の目的を達成するための手段です。仕事に対する捉え方は人さまざまですが、私は、仕事は納得して取り組めるものであってほしいと思います。

会社員なら、一日のうち少なくとも3分の1以上の時間を仕事に使います。なのに、その仕事がつまらなくて、自分の役にも立たないのであればいったい何のためにそれほどの時間を投資しているのでしょうか。仕事は、自分が情熱を注いで、達成したいと思うものであってほしい。そして、自分が情熱を注いだことで、誰かの役に立つことであってほしいと思います。

それが転職で実現するのであれば転職という選択になりますし、もしかしたら副業や、独立、ボランティアなのかもしれません。

転職は人生を変える大きな一つのチャンスです。もちろん転職によってすべての不満が解決するわけではありません。とある漫画から引用させてもらえば、「転職は人生のチューニング」です。仕事で重視したいポイントが「給料・職種・働きやすさ・人間関係・やりがい」の5つだとすれば、「給料」をより満足な環境に移ることで、ほかのポイントを下げることを受け入れるということです。一方、多少他のポイントを犠牲にしても、ここで「職種」をとるなら、キャリアチェンジも可能だということを示しています。

新卒で入社する会社は、良くも悪くも自分の「色」になります。IT企業に入社すれば、その後ITのキャリアを歩むことが多くなりますし、営業につけば、その後営業職で活躍することになるでしょう。しかし、転職によってそれをキャリアチェンジすることもできるのです。

私のビジョンは、働くすべての人が仕事によって輝くこと。目的をもって仕事に向かい、仕事を通じて自分の成長が得られ、人に貢献し、自分の生活が潤う。家族や大切な人との時間は大切にしつつも、毎日仕事をしていたいと思うほど夢中になれる仕事に出会ってほしい。

キャリアに迷う人は、目的がなく、どこに向かっているのかが分からないので迷います。でも、夢中になれる仕事に出会って仕事をするうちに、自分の特色(得意な職種、専門分野など)が築かれていき、気づけばその先にある山の頂上が見えてくるはず。・・・そう思っています。

転職して終わりではなく、人生という長い時間の中で、転職をきっかけにどうキャリアを築いていくか。これを一緒に考えていければ幸いです。

長々とお付き合いいただきありがとうございました。

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