もったいない不採用とは?採用側の気持ちを知れば、面接のすれ違いは解消できる

書類では通過するのに、面接になるとどうしても落ちてしまう。
なぜ不採用なのか?をヒアリングしたところ、こんな理由が返ってきました。
「いまいちうちで働く理由が分からなかった」
「すばらしい経験をお持ちだが、うちでは活躍できる場が思い当たらない」
「いい人材だと思うが、ピンと来ない」

書類で通過しているという事は、業務経験やスキルにおいて、会って話したいと思うに足る要素があったはずなのです。
同じように書類で通過したAさんとBさんが、面接をすると、Aさんは採用、Bさんは不採用。これは、実質同じくらい採用される可能性があったにもかかわらず、面接の場でのコミュニケーションの差だと思うのです。

そんな「もったいない不採用」は、採用側の視点と、自分のPRポイントのすれ違いの解消によって防ぐことができます。

1、相手の価値観・マインドから知る、求められる人物像

自己PRを、ある種の告白だと考えたとします。
A君は、Bさんにこんな告白をしました。
「僕は大学時代テニスをやってて、ふだんから運動するのが趣味です。週末はドライブに行くのが好きなのでよかったら一緒に行きましょう!」
でも、BさんはA君の誘いを断りました。
彼女は読書と音楽を聴くのが趣味で、あまりアウトドアや遠出を好まないタイプだったので、お付き合いするには合わないと判断されたのでした。
企業への自己PRも同じで、相手の価値観・マインドに合った内容でないと、いくらPRしても響きません。

チームワークが重要な会社で「すべて一人でやってきました」といわれたら、「協調性がない」と思われるかもしれません。
主体性が必要な会社で、「与えられた業務はすべて要件通りにこなせます」と言われたら、「自分から意見を言って、改善していく力はないのかな」と思われるかもしれません。

自分のアピールポイントと、その会社が重要視する価値観・人物像をあらかじめ調べておくことが重要です。

2、自分の経験を企業にフィットするように切り出す

新卒で就職した会社で、保険の法人営業として新規開拓を5年担当した経験があるとしましょう。
一言に新規開拓の法人営業といっても、その新規開拓のアプローチでどのような工夫を行ったか、それによってどのような力が身についたかについて、様々なポイントからアピールできます。

キャリアチェンジをして、マーケティング職に転職したい。そんな時出会った求人は成長期のベンチャー企業で、ベテランのマーケティング担当がいるものの、事業拡大に合わせて担当者を増員したいというタイミングだったとしましょう。

ビジネススキルとしては、
・相手に合わせて金融商品をカスタマイズし、提案内容を工夫する企画力
・クライアントの要求をヒアリングして要件にまとめる能力

などがアピールポイントになるでしょう。

また、気質としては、成長期の企業として、立場に委縮せずどんどん事業の方針に意見を出してくれる人を求められていることが分かれば、前職で営業のチームメンバーとして意見を出しながらやり方を改善していった経験等があれば、ぜひアピールするといいでしょう。

3、面接時のNG質問も相手の価値観を見極めて

年収や残業は、入社前に確認しておくべき事項ではあります。これは、確認するタイミングを見計らいながら、かつ相手の価値観を考慮したうえで質問するといいでしょう。

たとえば、ベンチャー企業に応募しているのに、「残業は何時間くらいですか?」と聞いたとしたら、「この人は時間にきっちり働きたい人なのかな、創業期を支えるメンバーとしてはあまり望ましくないかもしれない」と思われるでしょう。

一次面接で年収について質問されると、「仕事でお金が最も重要なのかな、年収条件によってはすぐ辞めてしまうかもしれない」と思われるかもしれません。
年収については、内定がほぼ決まったくらいのタイミング、もしくは相手から質問されたタイミングで現状の金額、希望の金額、その理由を述べるといいでしょう。

「現状320万円です、現状のままでもかまいませんが、キャリアアップとして400万円を希望します。これまでの業務経験をいかして、事業成長に貢献したいです」
「現状600万円です。家庭を支える必要もありますが、500万円以上で調整いたします。」
など。

4、自己PRはコピペ厳禁!

上記のように、企業によってどんな資質やスキルが求められるかは異なります。キャリアは一つでも、何をアピールするべきか、どう切り出すべきかは一つ一つ異なるのです。

そのため、自己PRはコピペ厳禁!

職務経歴書や履歴書の自己PRは、企業ごとに見直しましょう。面接でどう自分をアピールするかも、企業によって一件ずつ考える方がいいです。
コピペで応募書類を出した結果、書類で書かれているPR内容と、面接で言っていることの話の筋が合わない・・・ということにもなりかねません。
一件ずつ振り返ると、その作業をするために、企業について調べるきっかけにもなります。ぜひコピペで終わらせず、面接の時間をとってくれる相手のことも考えながら面接に臨めるといいですね。


相手企業との「すれ違い」による、不本意な不採用を防ぐために。
一件ずつ志望動機や自分のアピールポイントを考えるようにしてみてください。

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